最近ニュースで話題になった千葉大学病院で
CT画像の見落としでガン患者が2名亡くなったという事件。
とても人ごとではない思いです。
これは防げる案件出会って、あってはならないと。
しかも一件ではなく続けて、さらに亡くなった人も出ている。
これは医師一人の問題ではなくて、組織の問題。
私のブログを最初から読んで頂いた方は気づいていただけると思いますが
私も最初の病院で誤診をされました。
その病院で最初に受けた検査は5月にCT検査でした。
その検査結果が出たのは3週間後。
その時には特に異常はなしと言われました。
しかしその後その病院への不信感から今の病院へ転院し
再度CTを撮って3日後検査結果では「胃の中に複数の腫瘍があり
周辺にも怪しい影がある」といわれました。
そして「まえにCT撮ったのはいつ?4ヶ月まえ?そんなバカな、
4ヶ月でここまで進行したというのか!?」と
慶応の外科の先生は驚かれていました。
そして前のCT画像を見てもらったところ。。。
沈黙してしまいました。。。
その病院は同じ新宿区内にある国立の病院でした。
国立だし救急でも有名な国立○○医療センターですから
まさかそんな誤診されるとは思わなかった。
途中からなんか対応がおかしいとは思ったから。。。
不信がどんどん大きくなって転院することにして正解だった。
もしも、最後の診断で主治医に言われた通りに
「半年に一度のていきけんしん」だけにしていたら
今頃私は生きていなかったかもしれない。
今思い出すだけで腹立たしいし、あの病院に通っていた半年間
先生の対応や看護師たちの対応、検査技師の技量全てに
疑問ばかりだった。
病院によってこれだけ格差があるのは
患者素人にはわからない。
国立だからとか、病院が大きいからとか、病院が綺麗だとか
最初に当たった先生が親切だったとかは関係ない。
病を抱えた私たち患者に真摯に向き合って
病気納得した治療を受けられる事。
そのために病院選びは非常に大切なんだと改めて痛感しました。
前の病院での主治医はまだフェローでした。
「僕だけじゃなく、上の先生にも診断を仰いでいますから大丈夫です」
と言った。
その上の先生もそのレベルなら
助かる患者も助からない。
今回の事件は氷山の一角。
本当はもっとたくさん同じような案件があるはずです。
慶応に転院して本当に良かった。
人気ブログランキングへ胃がんランキング