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入院その8 抗がん剤開始

抗がん剤は2日後木曜日から早速開始することになった。
一回目は入院中に。
告知の時の先生の話として、抗がん剤は今日々進歩していて
多数の薬と組み合わせがありますが、おやびんさんの場合は最初に5-FU
という、40年前から使われているベーシックな薬から使います。

特に不都合がなければ、翌日に退院できます。
もう入院も飽きちゃったでしょ?一か月くらいいたもんね。
あんまり長居しても病人になっちゃうより、できる範囲で通常の生活に
戻して行けたほうがいいでしょう。」
と言われました。

すかさず父が「仕事はできますか?」
H先生「お勤めの場合、体調によって出たり出られなかったりで会社が融通が
効かない場合は、退職される方もいらっしゃいますが、おやびんさんの場合は
自宅でご家族でやられてるし、体調見ながらぼちぼちやれるでしょう。
お客さんも待ってらっしゃいますよ」
と。

それと「最初は食べ物が詰まって食事がとれなくなると思って、点滴ポート
入れてもらって、在宅看護の手配をしようと思ってましたが、なんか
食べられてるみたいですね?食べられてちゃんと消化されてるなら
このまま通常の生活で持っていきましょう!!」
ですとw

ええ、数日前から病院食3分がゆ復活されてて、看護師さんからは
「全部食べないで残してください!」
ていわれてるのに「残すのは本意ではない。食べられるもん」と
完食していた私w

父は少しほっとした様子だった。

告知の翌日。
前の病院の主治医に電話をした。
最初の電話ではつながらず、伝言をして折り返しかけ直してきた。
なんで今更。。。と言われそうだけど
とりあえず元主治医として、私の病気の真実を知らせる権利があると思ったのと
生命保険に提出する診断書を書いてもらう都合があったので
お願いがてらけじめとして連絡をしました。

Y医師「かかりつけの病院から、K病院に転院した手紙をいただいています。
その後病状はいかがですか?どうなりましたか?」

私「あの、それが今も1か月入院中なんですけど、昨日やっと病名が分かりました。
スキルス胃がんステージ4でした」
Y医師「・・・えーーーーーっ!!!。。。」
一瞬の沈黙の後の驚愕の絶叫でした。
そりゃあそうでしょうね。
っていうか、そこまで悪いとは想像だにしてなかったのでしょう。
だって自分が下した診断「良性の平滑筋腫」とはまるで違う診断。
Y医師が「半年に一度の経過観察でいいでしょう」という言葉をそのまま
信じていたら、たぶん半年後には生死をさまよっていたに違いありません。

Y医師「もしよろしければ、どういう経過で病気が分かったのか教えていただけますか?」
というのでかいつまんで、簡単に検査内容を教えました。
すると
「なんのお役に立てず申し訳ありませんでした。。。」と。
お役に立てなかったんじゃない。医者として本当に最善を尽くせたのか?
患者の訴えにきちんときちんと耳を傾けられていたのか?
否である。
私は何度もサインを投げていた。訴えもしていた。でもすべてを聞き流し
患者の不安な気持ちをスルーしていた結果である。
この医師だけじゃない。まだ若手のこの医師をサポートするはずの医局の
体制も同罪です。
その後診断書が1週間しないうちにできましたと、病院から連絡がありました。
私は直接病院の窓口に取りに行きました。
そしてY医師に充てて手紙を書いて、内科受付に渡しておきました。

「長らくお世話になりました。勝手に転院してすみません。
先日は簡単に経過をお知らせいたしましたが、ここに詳細に記載しておきます。
どうかお役に立てられますように。先生はまだお若いので、これからもますます
良い先生にになられますように」
と。
これに対しての返信も反応も一切ありませんでしたが
私はもうこの先生を恨む気持ちはありません。
私のよう患者を二度と出さないでほしいと、切に願うだけです。


10月13日抗がん剤が始まりました。
ものものしく身支度をする看護師さんww
手袋2重にしたり、白衣に使い捨てのウェアを着ていたり、虫眼鏡みたいなものや
ごついマスクw
まるで私が感染力抜群の病人のような取り扱われ方でしたw
それくらい抗がん剤が皮膚につくとかぶれたりする強い薬なんだそうです。
そんなものを体内に入れるというんだから、そりゃあ副作用出るよなぁ。

そういえば朝教授回診があった。
消化器内科のK教授。「今は抗がん剤の種類も多いので、気持ちをしっかり持って
治療頑張りましょうね!!」
と声をかけていただきました。
「頑張ってください」ではなく「頑張りましょう」という言葉に気持ちが温まりました。

抗がん剤の投与は2時間半くらい。
途中何度か看護師さんや果林ちゃんや、アッキーが
「気持ち悪くない?」「具合大丈夫?」と顔を出してくれます。
終わった後も、妹や親が心配してLINEをくれました。
でもね、なーンともないのww
全然平気だった! 
抗がん剤5-FUが長く使える薬でありますように、
この時はそう願うばかりでした。。。

続く

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by hiroshin163 | 2017-03-11 13:48 | 闘病記 | Trackback | Comments(0)