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入院その7 告知

術後は思ったほど痛みに悶絶することが少なく
13年前との違いを思い知りました。
日に日に痛みは和らいで、歩くのも楽になっていました。
ある日妹と詰所前の談話室で話し込んでいたら、H先生ともう一人の先生が
私に話しかけてきた。
「O先生から話聞いてますよ~。おやびんさん巣鴨なんだって?僕も実家が巣鴨なんだ、
巣鴨のどの辺?」
ととても親しげに。
私「私は最寄りは巣鴨ですけど、実際は文京区千石になるんです」というと、
またにこにこしながら「そうなんだ~♪」と言って去っていきました。。。
そのお顔に見覚えが。。。
なんと、日本で一番偉い国会議員さんの主治医T医師でした(^◇^)
ここの先生方はみなさんフレンドリーですねw


手術から5日後の火曜日の夜。
両親と妹夫婦がカウンセリングルームに集まった。
いよいよ検査結果の発表です。話す前にH先生が一生懸命場を和ませようと
ニコニコ冗談を飛ばしていましたww私もニコニコ相槌をうつも
親は強張ってましたねw
で、早速本題にw
すげー単刀直入でしたwwわかりやすすぎるww
H医師「予想していたように、スキルス胃がんでした。ちょっと変則的ではありますが
スキルスタイプに入ると思います。それに腹膜に転移がありましたので
ステージ的に言いますと4です。ステージの上限は4までなので、
一番上ということになります。この段階では手術はできません。下手に手術をすれば
がん細胞がお腹の中に散らばってしまうので、お薬での治療、
抗がん剤治療が適切だと思います。
この場合、放射線や抗がん剤、手術と選択肢はありますが、おやびんさんの場合
抗がん剤が一番いいと思います。。
今はいろんな薬ができていて、副作用を抑えながら通院で治療することができます。
抗がん剤はがん細胞も叩きますが、正常な細胞も傷つけるので副作用で
亡くなる方もたまにいらっしゃいます
抗がん剤で完治はしません。だから抗がん剤治療をしないという選択もあります。」

まるで医療ドラマのワンシーンを見ているような、感じでした。
分かっていたつもりでも、、やっぱりというか、なんというか。
そしたら母が「悪いところ全部取っちゃってください」と言いましたが
「それは無理だから」と諭しました。
私は「抗がん剤でお願いします。頑張りますよろしくお願いしますm(__)m」と
頭を下げました。

そして質問もしました。
「前の病院もそうだったけれど、なぜこれだけ見つけるのに時間と
手間がかかったのでしょうか?」

H医師「スキルス胃がんというものの特性として、目に見えるところに出てこなくて
どんどん奥の組織に潜り込んでしまうのです。特におやびんさんの場合は
非常に見つけにくかった。普通うちの病院でも1週間くらいで診断できるのですが
結構難儀しました。前の病院でも普通の内視鏡では見つけられなかったはずです」
とのこと

それでもやはり、前の病院でのらりくらりと半年近くもかかったのは
命取りになったのは間違いない。

ここ数年、身の回りでがん患者があまりに多かった。
亡くなった先輩、友達、友達の旦那さん、今も闘病を頑張っているカメラの師匠、
修業時代の奥さん、友達の息子君。。。
だからそれまでの過程で抗がん剤の副作用で苦しんでいる姿を見てきたから
私も同じように負けないように頑張らないといけない。
自分にはまだやりのことしたこどたくさんある。。。

そう思う反面、自分の命について客観的に1~3年と覚悟をしている部分もある。
不思議と冷静に先生の話を聞いていたし、にこやかに頑張りますと言えている
自分が不思議だった。。。なんでこんなに冷静でいられるんだろう。

たぶんH先生もそう思っていたかもしれない。。。

続く



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by hiroshin163 | 2017-03-11 11:20 | 闘病記 | Trackback | Comments(0)