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入院その4 予告

笑顔で話す内容のなんとえぐいこと。。。ww

H先生は消化器内科兼、腫瘍センターの内科医師です。
ここでも「O先生からお話は伺っています。先生ともいろいろ話し合っています。
安心してください」とのこと。

で内容はというと。。。
今まで検査してもあるはずの目当ての細胞が出てこない。
これはH医師の経験上悪い細胞がどんどん中の奥のほうに潜り込んで
見つけにくくなるスキルス胃がんの特性と酷似していること。

CTでは、なにかがあることは確かで今後の治療のためにも
相手が何者であるのか確かめることは必要なので、腹腔鏡検査手術をさせてほしい

で、昨日吐いたそうですが。。。
今後もしスキルスの場合、食事がとれなくなったりすることが予想されるので
高栄養点滴を受けるための点滴ポートを鎖骨あたりに装着させる処置も一緒に行います。
それと婦人科の婦人科のY先生も入ってきて、婦人科との合同のオペで
腫れている左卵巣の切除も行う予定です。

さらにもしかしたら最悪、検査手術にて腹膜に転移があった場合
卵巣を取らずに婦人科は撤退すると。
今現在、スキルス胃がんの可能性を否定できないとのこと。

その話をニコニコしながら、私たちの目をしっかり見て話す先生。。。
こんな話をなんでそんなににこやかに話せるのだろう。
ちょっと正直違和感がありました。。。

両親はどこまで理解できたのか。
やはり聞かせたくなかった。不思議と私は落ち着いていて気持ちが乱れることはなかった。
これはこの先も今現在も同じ。
考えたのはこれから先やり残すことはないか、自分のことよりも
両親のショックのことが一番の気がかりでした。
そして主治医だという、H先生は何者なのか。信頼に値する先生なのか。

前にも書いた占い師りくちゃんの話。
「主治医とは相性がいい。納得した治療が受けられる」とのこと。
この先生のことなのか?
スマホで、H先生の名前を検索しまくりました。

夜中看護師さんが様子を見に来てくれた。
「大丈夫?眠れない?」て。それに「なにか心配なことがあったら話して」って。
なんかすごいなぁって思った。仕事忙しいのにそんな細やかに
サポートしてくれようとしてるのね。
私は素直に「ありがとう。自分は不思議と落ち着いているけれど、心配なのは
親がショックだろうなぁ、申し訳ないなぁ」と思ってと話すと
「そうだよねぇ。」ってしんみり共感してくれた。
「またなにか心配なこととか不安なことあったら相談してね」って言ってくれた。

いい病院に来た。心からそう思った。

続く





by hiroshin163 | 2017-03-10 14:59 | 闘病記