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誤診 驚きの診断

CT検査の3日後、腫瘍センターで外科での診察初日。
これから教授に診てもらう緊張いっぱいでした。
粗相のないようにしなくては。
この日は私一人での受診でした。
呼ばれて中に入ると、とてもにこやかにK教授は迎え入れてくださり
「O先生から聞いていますよ。」と。
しかも、膝同士がつくくらい近い距離で覗き込むように話される
ことにドキドキしてしまいましたがww
すぐに本題に入りまして。。。

K教授「お腹痛かったり、不快感はある?体重は減った?」
私「痛いというより、不快感と逆流症状はずっと続いています。
体重はここ2、3か月で10キロ以上落ちてます」
K教授「前の病院で腫瘍が複数あるって言われなかった?」
私「いえ、前の病院では良性の平滑筋腫という診断で半年に一度の経過観察でいいと
言われて、納得できなくてO先生にお世話になることにしました」
K教授「え~っ!!そんな馬鹿な!前の病院でいつCT撮った?」
私「5月です」
K教授「じゃあその間4か月で成長したってことか。。。
実は胃の中に複数の腫瘍と周りの組織に点々と影が見えます。
この状態では手術はできません。薬の治療になります。
とにかく入院して徹底的に調べましょう。すぐに内科につなぎます」
と。。。

「手術ができない?」「複数の腫瘍?」「周辺に点々と影?」
自他ともに認める医療おタクですから、このキーワードだけで
自分の体に何が起きているのか、深刻さが襲いました。
「手術できないほど、がんが広がっている。。。」
このことは帰って親にすぐに伝えることはできませんでした。。。
「外科の先生に診てもらって、入院して徹底的に調べなおしてもらうことになった」
とだけ伝えました。。。

前の病院では何を診ていたんだろう?
CT撮っただけでこれだけの診断が出ているのに、どれだけ診断が違うのか
怒りとか、通り越して呆れるというか情けないというか本当に
「やられた。。。」
という気持ちでした。。。
国立の病院でこれだけの誤診されるとは。。。

続く

by hiroshin163 | 2017-03-09 13:59 | 闘病記